Y君は会った時から私を気に入ってくれたらしいが、実は私のY君への第一印象はあまり良くなかった。

緊張していた、と後に言われたけれど、落ち着きがなかったし、トキメキを感じるような雰囲気はまるでなかった。

たぶん恋愛関係にはならないだろう。

その時は当時の彼(T君)が好きだったし、他の人は考えられなかったのもあるけれど。。

「俺のことどう思いましたか?」

と会った後にY君に聞かれた時、思わず言葉を濁してしまった。

何て言おうかな。。

出てきた言葉は、今後をあまり期待させない言葉だった。

「うん、すごくいい子だなって思った!」

この言葉を聞いたY君はなぜか大喜びだった。

その姿を見て、ちょっと罪悪感が生まれた。

勘違いさせちゃったかな。。

私はT君以外考えられないのに。。

そんなことを知らないY君は、その後更に頻繁に私への好意を伝えてくれるようになった。

2年間付き合っていた彼氏とようやく切れた。

向こうの奥さんにバレてから、まともに会うことも出来ず、幸せを感じる時間もないのに完全には別れられなかった。

辛くて悲しくて、でも好きで。

虚しさしか感じなくてもやっぱり好きで。

そんな時に、一人の男性と出会った。

奇しくも、彼と住んでいる所が近く、彼と同じ趣味を持ち、身長も同じくらいで、しかも歳も同じ。

完全にその男性に彼の姿を重ねてしまった。

その男性、Y君は、私のことを好きになってくれた。

本当は忘れきれていない彼氏。まだ好きな彼氏。

その存在が、Y君からのアプローチを心から喜べない要因だった。

でも、徐々に心が揺らいだ。

Y君の方が、私を大切にしてくれる。

無条件に愛してくれる。

だから決めた。

やっと、長かった彼との恋を終わらせた。

そしてY君との交際をスタートさせた。

このブログは第2章として、今彼になったY君との毎日を記録として残そうと思う。

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