2019年11月

1日にY君のことを想う時間がそこまで多くないことが、前のT君との恋愛に比べてすごく楽な理由なんだと思う。

常にT君と連絡を取り合って毎日電話して毎週会って、今考えたら異常な生活。

Y君とはあまり連絡しないし会わないけれど、好きという気持ちに溺れることがないから助かっている。

でもY君はずっと変わらず好きでいてくれるし、出会った頃と同じように真っ直ぐで優しい。

私はとてもいい人と出会ったんだと実感する。

「ゆかちゃんほんと可愛い」

アラフォーの私にアラサーの若い彼が褒めてくれるその時間だけ、私は気持ちが若くなれる。

可愛くなんかない。

確実に歳をとった顔を見る度にため息が出る。

いつまで可愛いと言ってもらえるのかな。。

いつまで好きでいてくれるのかな。。

いつまで優しいY君でいてくれるのかな。。

T君とのトラウマでどうしても不安になってしまう。

Y君だけは豹変しないでね。

あんな思いはもうしたくない。

久しぶりにY君に会えた日。

「会いた過ぎて死ぬかと思った」

開口一番そう言って、Y君は人目もはばからず抱きついてきた。

「あはは!大げさ笑」

「ずっと会いたかった。。泣きそう。。」

本当に泣きそうな顔のY君がとても可愛くて、愛おしかった。

前に約束していたアクセサリー屋さんで、Y君は私に似合うアクセサリーをプレゼントしてくれた。

「俺が選んだアクセサリー、ゆかちゃんにほんと似合うなー!俺のセンス、やっぱり最高!」

「うん!可愛い!ありがとう!」

「いやー、俺選ぶの上手いなー!」

満足気なY君は相変わらず少年のようで、キラキラしていて、純粋な目をしていた。

「ゆかちゃんはさ、ブランド物にあまり興味ないの?」

「どうして?」

「アクセサリーとかさ、本当は高いブランド物がいいかなぁって。。」

「私はあげたいと思ってくれた物をもらうのが1番嬉しいからね。ブランドとかは気にしないなぁ」

「そういうとこ、本当に好き。気持ちを大切にしてくれるとこ」

「そりゃそうだよ。全ては気持ちが1番だもん」

「俺の気持ち、伝わってる?」

「すごく伝わってる」

「じゃあ結婚しよ!」

「いいよ!笑」

強く抱きしめられて、Y君の真剣な気持ちが更に伝わってきた。

本当に結婚出来たら良かったね。。

きっと上手くいったよね。。

でもそれは無理なんだ。。

今の生活を壊したら悲しむ人がいっぱいいる。

だから無理なんだよお互い。

もちろんY君もそれが分かっている。

これがただの切ない恋止まりだってこと。

でもこんなにも私を好きになってくれるY君は私にとってとても大切な存在だ。

「ずっと一緒にいよう」

この言葉を今まで何人の人から言われただろう。

ずっと、なんてない。

もう聞き飽きるくらい聞いた言葉だけれど、Y君からのこの言葉は今度こそ信じたいよ。

ずっと一緒に、、いられるかな、、

「ゆかちゃんに会いたい」

Y君は最近毎日こう言ってくれる。

「ゆかちゃん、今日も大好き」

「ゆかちゃん、いつもゆかちゃんのこと考えてるよ」

ずっと会えていないし、電話も出来ていない。

なのにひたすら愛してくれる。

「ゆかちゃん、俺のこと好き?」

「好きだよ」

「俺のこと、愛してくれる?」

「愛してるよ」

「良かったー!俺もゆかちゃん愛してる!」

彼は本当に純粋だ。

真っ直ぐに愛してくれる。

女として私は幸せだ。

でも何故だろう。

私は恋愛にのめり込めない。

いつも終わりを考えてしまうから。

その癖を直せばもっと楽しめるのかな。

Y君に会えばまた変わるのかな。

恋愛スランプなのかもしれないな。。

「ゆかちゃんに会いたいよー!」

次のデートまではまだかなり時間があり、Y君からこんなLINEが何回も届いた。

「まだ日にちはあるけど、すぐ会えるよ!」

「ゆかちゃんとどこ行くか考えるの楽しいから考えよっかな!何しよう?」

「どこか行きたい所ある?」

「あのね、自分の好きなデザインでアクセサリーを作ってもらえるお店があるんだけど、知ってる?」

「知らないかも。どんな風に作ってもらうの?」

「好きな柄とか色の宝石みたいなやつを買って、その場で店員さんが作ってくれるらしいよ!」

「宝石みたいなやつってのがよく分からないけど笑、楽しそうだね!」

「俺もよく分からない笑でもね、俺がゆかちゃんに似合いそうなの選んで作ってもらって、それをあげたいなぁって。世界で1つだけでしょ!」

「Y君が選んでくれた世界でたった1つのアクセサリーかぁ!欲しい!」

「決まり!そこ行こう!その後はまた美味しいもの食べよ!」

「うん!あ、私カラオケも行きたいなー」

「カラオケいいね!あとシューティングゲームやらない?ゆかちゃんに勝ちたい!笑」

「私シューティングゲーム得意だけど、、平気?笑」

「、、、負けそう。でもいい!」

「行きたい所沢山あるから全部行くの大変だね!」

「早めに待ち合わせて沢山遊ぼ!今からゆかちゃんとのデート楽しみ過ぎて寝れない!!」

2人でこうやって行く場所を決める時間は、私にとってもとても楽しくて幸せだ。

そして頻繁に会わないからこそ、1回のデートをめいっぱい楽しめるんだと思う。

Y君に触れたい。

そう思うことももちろんある。

でも会いたい気持ちが膨れ上がった分、会った時の喜びが大きい。

だから今の頻度が丁度いい。

何より、Y君がデートの度に楽しそうに計画を立ててくれることが嬉しい。

好きになって良かった。

心から思う。

Y君に愛されて私は幸せだ。

「で、Y君はどんな服が好きなの?」

「好き、とは違うけど、普段ゆかちゃんが買わないような服がいい!」

「派手な服とか?」

「うーん、、いつも着ないような色の服は?」

「だとするとピンクは着ないね、、」

「よし!ピンクの服買って!」

「似合わなくない?」

「ゆかちゃん、ピンクめっちゃ似合うって!」

「そう言うなら買うけど。。」

「似合う!絶対似合う!」

それから数店舗お店をまわり、候補の服を探した。

最終的にY君が決めたのはピンクの大人っぽいセーターだった。

「やっぱりちょっと大人っぽいのがいいと思う!これがいい!」

「に、似合う、、?」

「めっちゃ似合うから!これ!俺のためにこれ買って!」

「分かった!デート用ね!」

「ゆかちゃんありがとう!もーゆかちゃん大好き!嬉しい!!」

本当に嬉しそうにしてくれるY君が可愛くて仕方なかった。

「ゆかちゃんと付き合えて良かった。ゆかちゃんとのデートが幸せ過ぎて。」

「そんな風に思ってくれてありがと」

「ねぇゆかちゃん。またゆかちゃんにアクセサリーあげていい?」

「嬉しいけど、いいの、、?」

「アクセサリーが俺の愛情の印なんだ。愛情の印をいっぱいゆかちゃんにつけたい」

「ありがと!Y君の選んでくれたもので溢れちゃうね!」

「ゆかちゃんは俺だけのゆかちゃんだから!」

付き合ってもう数ヶ月も経つのに、Y君は変わらず私だけを好きでいてくれる。

私のために色々尽くしてくれる。

私のどこをそんなに好いてくれるの、、?

申し訳なくなるよ。

そんなに尽くされるほどいい女じゃない。

Y君。私もY君が好きだけど、好きになり過ぎるのが怖いからセーブしてしまっている。

ごめんなさい。

でも私も好きです。大好きです。

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