よく恋の相談をされる女友達で、Kちゃんという非常に恋多き女性がいる。

久しぶりに彼女からLINEがきた。

「ゆかー!久しぶり!T君とは続いてるの?」

KちゃんにはT君関係の話を1から詳しく話していたので、バレて連絡が取りにくい状況を常々心配してくれていた。

「あ、いや、、実は別れてさ。で、今新しい彼がいる。。」

「へ?!いやいやいや!あんだけT君好きだったじゃん!!マジで言ってる?!」

「私もまさか違う人を好きになれるとは思ってなくて。。」

「てか!言いなさいよ!ビックリしたわよ!!」

「ごめん。。で、Kちゃんは?あの彼、長いよね?」

確かKちゃんには年下のイケメン彼氏がいて、ずっと付き合っていたはずだ。

「それがさー、、アイツ他にも女作ろうとしてて。ムカついたから別れようと思ってさ!」

「え、また?何か前もそんなようなことなかった?」

「ねー。。さっさと別れたいけど、やっぱ好きだからさー。。ゆかにも散々止められたのに、アイツのこと嫌いになれないんだよ。。」

Kちゃんの気持ちは痛いほど分かる。

私もT君を嫌いになれなかったから。

ズルズルと付き合ってしまっていたから。

「例えば新しい恋をしてみる、とか、、」

そう私が言うと、

「それも考えたけど、他の人じゃダメなんだよね、、」

「そうだよね、、」

「だからさー、ゆかに新しい彼が出来たのは本当にビビったよ!」

「自分でもビックリだね。。」

「ま、T君とは付き合い続けるの難しかったから良かったよ!ゆか、めちゃ辛そうだったからね」

「ありがとー。Kちゃんもうまく気持ちの整理がついてひょっこり素敵な人が現れるかもしれないよ」

「期待はしてない笑けど頑張るわ笑」

そうKちゃんは言い、今度電話する約束をして会話は終わった。

きっとKちゃんは今辛いんだ。

Kちゃんが私に連絡をくれる時は大抵気持ちが下がっている時で、彼に対して想い悩んでいる時だ。

本当は、もっと幸せにしてくれる人と付き合ってほしい。

でも別れられない気持ちもすごく分かるから、強くは言えない。

私にとってY君は、泥沼から引き上げてくれた救世主だ。

Kちゃんのような状況の私をものすごいパワーで助けてくれた。

Y君じゃなければ出来なかった。

そう考えると、改めてY君に感謝しなければ、と思った。