カテゴリ: T君(元彼)

T君と付き合って初めて一緒に過ごすクリスマスで、お揃いのブレスレットをもらった。

チキンやケーキも食べて楽しく過ごした。

次のクリスマスは何もしなかった。

直前に奥さんにバレたからだ。

そして今年のクリスマス。T君はもういない。

去年は本当に辛くて悲しいクリスマスだった。

まだT君を愛していたから。

宝物だったお揃いのブレスレットはもう私の手元にはない。

だんだんと、どんなブレスレットだったかも記憶から薄れていく。

T君から貰ったもので、あのブレスレットが1番嬉しかったし、貰った時は幸せの絶頂だった。

だからこそ、もう手元に置いておいてはダメなもの。

思い出は全て忘れる。

そうしないと辛くなる。

今年のクリスマスは予定が合わずY君と過ごせないが、私にはY君の存在があるから辛くない。

それに私にはY君がくれたアクセサリーがいっぱいある。

どれも心のこもった贈り物だ。

だから、、T君からのブレスレットを捨てた。

T君は今年どんなクリスマスを過ごすんだろう。

新しい彼女がいるかもしれない。

私には関係ない。

クリスマスが来るとあの時の悲しみが甦る。

私にとってクリスマスはしばらくトラウマになりそうだ。

まだ傷が癒えるには時間がかかる。

Y君がいても、それは変わらない。

特に喧嘩別れをしたわけでもなく、ただ私から別れのサインを送り、そのまま自然消滅したT君。

2年もずっと一緒に過ごしてきたのに、本当はもっといい別れ方もあったはずなのに、私はしなかった。

と言うより、本当はもっと前に別れていたようなもので、それを引き伸ばしたのは私だ。

そしてY君が現れて、別れを決めたのも私。

全て私の勝手でT君を振り回してしまった。

言いたいことは沢山あった。

でもY君のために、T君には絶対連絡しないと心に誓った。

Y君は私の過去を嫌っている。

正確に言うと、過去の男性歴を嫌っている。

「俺、ゆかちゃんのことめちゃくちゃ好きだし何があっても別れないって言ったけど、ゆかちゃんが元カレとか他の男とも付き合ってたらさすがに無理。その時は身を引くから。」

以前Y君は真面目なトーンでこう話したことがある。

それを聞いて、もちろんそんなことをするつもりもないが、Y君が勘違いをするような行動もしちゃいけないな、と心に決めた。

だから。

T君とはこのままフェードアウトだ。

きっとT君にも別の彼女が出来ているだろうし。

でもどうかな。

奥さんに怯えてT君はもう大人しくしているかもしれない。

いいパパになってるかな。

元気に仕事してるかな。

やっぱり最後に謝りたかったな。

イライラしてごめん。

冷たくしてごめん。

無理言ってごめん。

連絡しなくてごめん。

あんなに好きになっちゃってごめん。

全部、ごめん。

ねぇT君。

T君に謝らなきゃいけないことがある。

T君との思い出の写真と品をすべて捨ててしまったんだよね。

一生の宝物だよって約束したのに。

ごめんね。

奥さんにバレてから当然だけどうまくいかなくなって、その現実を受け止めるのが辛くて、私もアナタも壊れてしまったよね。

私は一気に7kg体重が減って誰もが心配するくらいガリガリになったっけ。

あの時、毎日泣いてご飯も食べられなくなって、こんなに辛いことってあるのかなって思った。

それだけアナタを確かに愛していた。

でもね。

アナタは私を愛してなかった。

それが分かったのは、今Y君という新しい彼と付き合ってからなんだよ。

人に愛されるってこういうことなんだなってやっと理解出来た。

T君には愛されていなかったって分かったからこそ、もう今度こそ大丈夫そうだよ。

私だけが必死にT君を繋ぎとめてしまって、恐らくアナタには負担だったはずだよね。

本当にごめん。

もうアナタの前には現れない。

アナタはアナタを愛してくれる奥さんと、待望の子どもを大切にして生きていって下さい。

私は愛していた。アナタは私を愛していなかった。

それだけのこと。

アナタは私にはもういらない。

実は1回、T君に対する悪い噂を聞いたことがあった。

それは1番仲の良い友人から言われたことで、あまり信じたくはなかったが、今思えば正しい内容だった。

その内容は、

「T君はあっさり人を振るらしいよ」

と言うもの。

それを聞かされた時、とても同一人物のこととは思えなかった。

その当時のT君はすごく大切にしてくれたし、人間味のないような行動は一切なかった。

だから私は、

「それ、本当にT君の話?私今すごく大事にしてもらってるけど。。」

と思わず言ってしまった。

その友人はちょっと申し訳なさそうに、言いにくそうにしながら、

「うん。。でも今ゆかちゃんが幸せにしてもらってるなら大丈夫!気にしないで!」

と言ってくれた。

そしてその噂のことはしばらく忘れていた。

しかし、T君からの突然の非情な言葉を聞き、その友人から聞いた噂のことを瞬時に思い出した。

なるほど。

こうやって急に気持ち変わりする人なんだ。。

私はT君について何も知らなかったんだ。

嘘の噂だったら良かったのにな。

でも人はそう変わらない。

私だってそうだ。

スマホに大量にダウンロードされた曲。

T君から勧められたアーティストの曲で、それを聴くと思い出が蘇ってくるので避けていたのだが、最近また聴くようになった。

いつもこのアーティストの曲を流しながらドライブしていた。

私は助手席でよく口ずさんでいた。

運転席のT君は、運転しながら私の手を繋いできた。

信号待ちの時はキスしてくれた。

何だか遠い昔のことに思える。

あの頃は幸せだったな。。

曲を聴くと涙ぐみそうになる自分がいて、やっぱり完全に吹っ切れていないことに気付く。

好きという気持ちがあるかと言われると、恐らく無い。

T君よりもY君の方が断然大切だ。

でもきっと、T君の存在はいつまでも心にひっかかっている。

思い出が多過ぎるからだ。

T君が好きなアーティストの曲に、

「好き同士だからと言っていつまでも付き合えるわけじゃない。でも君を愛していた」

という歌詞の曲があって、聴く度に切なくなる。

その通りだ。

不倫関係で、好き同士で、じゃあ結婚できるかと言われてもできるわけじゃない。

不倫関係なんて、別れしかないのに。

分かっていたのに。

でも愛してしまった。

頭では分かっていたのにな。。

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